GX200　snapshot

遅くなりました。先日のつくばスタイル建築ツアーの続きです。
カピオの建築的見所は、何と言っても正面の大空間。左右の大きなコンクリート壁と細い丸い８本の柱が大屋根を支え、その大空間を創出しています。屋根の高さが高いので、開放的でほんとうに気持ちがいいです。また、この空間内にある２階踊り場部分の天井には、丸い明かりとりがリズミカルに並んでいるのが面白いです。



カピオはご存知の通り、大きく分けて、アリーナとホールで構成されています。（厳密に言うと、会議室や別棟のコーヒーショップなどもありますが）。アリーナは出入り自由ですが、ホールは公演日以外は一般には入れません。劇場そのものもとてもすばらしいのですが、ぜひ見ていただきたいのは１階ロビーの床です。床には赤い大理石が敷き詰められていますが、確かイタリアからの輸入品でもあるため、１枚が数万円もするそうですよ。

ちなみに、11月25日（水）午後7時から、このカピオホールでジャズピアニスト山下洋輔のコンサート「OUT OF PLACE」が開催されます。私の知人がプロデュースしています。建築と音楽をぜひ同時に楽しんでくださいね。コンサートのお問い合わせはこちらのページ