2012年05月04日
セキショウ・つくばオフィス
久しぶりの、つくばの建築シリーズです。
撮りためていたものや新しく撮影したものなどを、不定期にのんびりとアップできればと思います。
今回紹介するのは、セキショウ・つくばオフィス。
設計は、栗生 明。1989年、竣工。西大通りに面し、近くには洞峰公園もあるロケーション。1階は、ベンツのディーラのショールーム。完成からすでに20年以上たっていますが、相変わらず、かっこいい建物です。
バブル期の建物は、オーナーが変わったり用途が変わったりして、外装や色が変わってしまったものなどがあります。最悪の場合、解体されてしまったものなどもあります。しかし、このビルは、自社ビルのためテナントの入れ替えがなく、当初と同じショールームで使われていることがデザインを保っているのではないかと思います。
ちなみに、最上階には社長室? ゲストルーム?があり、内装が凄い!との噂。残念ながら私は見ていませんが・・・。
設計の栗生 明氏は、植村直己冒険館で、わが国における建築賞の最高峰、日本建築学会作品賞を受賞した実力派建築家。
日本を代表する建築家・槇 文彦氏の事務所出身でもあります。
槇氏といえば、幕張メッセや東京体育館が真っ先に浮かぶ、建築界の大御所。つくばでも北部工業団地内のノバルティスファーマ筑波総合研究所、筑波大学体芸館での設計があります。
このうち体芸館は当初、全面ガラスブロックで覆われていましたが、数年前にアルミパネルに改修されてしまいました。
この改修はメンテナンス上の理由のようなので、仕方がないことですが・・・。
以前の外観の輝きはすばらしかったです。
Posted by chika at 02:13│Comments(0)│建築
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