2009年11月14日
エキスポセンターとレストハウス



NPOつくば建築研究会が主催するつくば建築ツアーの標準的なコースは、TXつくば駅をスタートし、センタービル、カピオ、エポカルと移動するため駅北方面へは行くことがないようです。(もちろん、要望があればそういったツアーも組まれることがあるようですが)
私自身、交番横から広場を横断し、図書館の前を通りエキスポセンターまで行くことは、これまで1~2回しかありませんでしたが、こんなに近かったのかというのが改めての感想です。道は広く一直線なので、目の前にエキスポセンターがすぐに現れます。右には高さ50mのH2ロケットのモックアップ。左にはプラネタリウムのドーム。科学万博が開催されたのが1985年ですからすでに24年も経っていますが、決して古さを感じない建物ですね。設計は、日本設計。
一方、中央公園の池を挟んで、ドームとは対照的な白く四角い建物は、中央公園レストハウス。こちらは私が好きな設計事務所である、坂倉建築研究所の設計です。コルビジュエの流れを組む設計事務所だけあって端正なデザインが素敵です。写真からは見えませんが、西側のファサードは一転して三角に切り取られ、その空いたスペースにコンクリートの四角いフレームが配置され、アクセントとなっていて面白いです。



余談 万博入場回数券
科学万博が開催された当時、ちょうど大学生でした。都内に下宿をしていましたが、地元で開かれるイベントということで、少しでも入場者数に貢献しようと6枚つづりの回数券を買った覚えがあります。入場券は万博会場とエキスポセンターの両方入場できるのですが、結局2回しか行くことができませんでした。残りの回数券はもちろんもうありませんが、もしあったとしたら今でも使えるのでしょうかね?
Posted by chika at 10:00│Comments(0)│建築
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