2009年11月01日
さくら民家園




10月30日、つくばスタイル縁日関連行事としてつくば建築&すそみめぐりが開催され参加しましたが、今回ガイド役であったために、写真を撮ることができませんでした。そこで今日(1日)は、日中天気が良かったため、改めて一人で同じコースを見て回ることに。当日のコースは、TXつくば駅から、つくば文化会館アルス~つくばセンタービル~南三駐車場~カピオ。時間にして約1時間ですが、今日はあたたかな陽気につられて、エキスポセンターや中央公園レストハウスまで足を延ばしました。
中央公園の奥まったところに『さくら民家園』があります。このさくら民家園は、建築されたのが18世紀末ということなので、今から200年以上前の江戸時代後期の建物。昭和59年(1984年)ごろまで、市内で実際に使われていたものを移築したということです。実は私はこの建物を知りませんでした。入り口に気がつかなければ通りすぎてしまっていたかもしれません。それほど周囲を林に覆われ、ひっそりと佇んでいましたが、市の中心部にこんな素敵な民家があったとは嬉しい発見でした。
つくばの中心部は新しい都市であり、魅力的な建築やランドスケープが多数ありますが、周辺には美しい集落や民家も多く残されています。11月29日(日)には、NPO法人つくば建築研究会の主催で『建築の見方・楽しみ方 -現代建築から民家まで-』と題したシンポジウムが開催されます。興味のある方は、参加されてはいかがでしょうか?

お茶席と一絃琴
私がさくら民家園を訪れた際、ちょうどお茶席が開かれていました。私も飛び入りで参加させていただきました。声をかけてくださった方と少しお話をさせていただいたのですが、その方は清虚洞一絃琴の奏者の方で、今月23日(月・祝日)午後1時から、土浦市のまちかど蔵「大徳」にて、演奏会をされるとのことでした。たった一本の絃から奏でられる音、そして江戸の昔をしのぶ蔵での演奏はとても素敵でしょうね。
Posted by chika at 20:10│Comments(0)│建築
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