2009年09月30日
カピオと南3駐車場



カピオの設計は、谷口吉生。南3駐車場は、伊東豊雄。共に今や日本建築界の重鎮(まだバリバリの現役なので、失礼かもしれませんが)といってもよい存在です。
先の磯崎新を筆頭に、有名建築家の作品が多く点在するのは、つくばの大きな魅力です。カピオには、名称にまつわるエピソードや劇場ロビーの赤い大理石が一枚で数万円するとか、面白い話が多い。一方、南3駐車場は、駐車場という機能を満たせばよい施設に、ガラスや目隠しのスリットなど、ファッション性を取り入れた画期的建物。もちろん機能性もよく、建物前面に張り出した斜めのアプローチは、まるでジェット機のように離陸していく感じが私は好きです。
実はカピオで一番好きなのは、本館脇のカフェベルガのある建物です。1枚目の写真の右側の長方形の建物。まるで鉄橋のような門型の細い鉄骨と柱が、屋根とガラスの壁を支えています。カフェベルガは、ランチのカレーやパスタがおいしいので、よく利用していますよ。
Posted by chika at 10:00│Comments(0)│建築
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