2009年09月24日

五浦海岸

六角堂を望む五浦海岸五浦海岸

茨城県で生まれ育ちつくばに住んでいる私でも、県北、特に北茨城市を訪れるのは初めてです。五浦海岸は、岡倉天心ゆかりの六角堂や茨城県天心記念五浦美術館があり、前々から行ってみたい場所でした。

国道6号線をのんびり走りながら2時間、福島県との県境を越えて、北茨城市に入りました。もう完全に観光気分です。
無料の市営駐車場に車を止め、徒歩2~3分のところに六角堂がありました。が、開園は9時から。まだ、1時間近く時間があるので、今回はパス(何のために来たのか?)。六角堂は海に突き出した岩場にあるらしいので、どこか見られる場所が無いかと探していたところ、手前の観光ホテルの脇に海岸に降りる道を発見、歩いていくと、見えました!六角形の屋根の赤い建物。
そのときに歩道から撮影したのが、1枚目の写真です。カラーで撮影と思ったのですが・・・。理由は最後に。

茨城県天心記念五浦美術館は、美術館やギャラリーなど多くの芸術性の高い設計で知られる建築家・内藤廣氏が設計。
しかし、美術館の開園時間はさらに遅く9時30分から。入り口のゲートもまだ閉まっており建物すら見えません。実は根がせっかちなため、待つのが非常に苦手。こちらも、次回ということに。


右側の方に、六角堂が写っています。遠くからで少しわかりづらいのですが、窓が、銀色のアルミサッシのような・・・。期待していただけに少し興ざめしてしまいました。白黒の写真でも窓ガラスだけが反射して光っているのがわかります。

しかし、白黒写真のほうがかえって、遠方の切り立った崖や手前の岩場などを表現するには合っていると思いますね。


五浦海岸の朝日 露出補正あり五浦海岸の朝日 露出補正なし
Tips 露出補正
上の写真は、8時20分ごろ海岸へ降りる遊歩道から撮影したものです。沖合いにそれたとはいえ、台風の影響で空はまだどんよりと曇っています。日の出の時刻から既に3時間を経過しているのですが、太陽がそれ程高くない位置にあり、雲の中から光る太陽を海と一緒に写すために、3:2のフォーマットを選んでいます。
左の写真と右の写真の違いは、左の写真は露出補正-2.0の写真。右の写真はカメラ任せで露出補正なしの写真です。
GXのマルチパターン測光はかなり秀逸ですが、それでも普通に撮影すると、右の写真のように太陽がぼんやりと広く明るくなってしまいます。太陽をもう少しはっきりとさせ雰囲気を出すために露出補正をして撮影してみました。どうでしょうか?


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Posted by chika at 10:00│Comments(0)風景
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