2010年01月23日
常陽つくばビル
常陽つくばビル、関東つくば銀行つくばビル、三井住友銀行が入庫したダイワロイネットホテル、水戸信金学園支店、あいおい損保--など。
つくばのポテンシャルを計る一風変わった尺度として、銀行・金融機関の出店ラッシュが面白いのではないかと個人的に思っています。都内では、合併や統合などで店舗が廃止されることが多い銀行ですが、つくばに限ってはその逆。それだけ需要があるということなのでしょう。
銀行建築ラッシュの最初の建物といえば、この常陽つくばビルであると思います。
設計は、三菱地所設計。研究学園駅前の分譲マンション、パークハウスつくば研究学園の設計も手がけています。
デザインは、オーソドックスな直方体のキューブ。インターナショナルと呼ばれるスタイルを今風にアレンジしたという感じでしょうか?
リーフの形をしたガラスの車寄せや低層部の一部のガラスのカーテンウォールなどが、最近流行の軽さを表現したライトモダン的。
この低層部のガラスのカーテンウォールの内部には、モザイク的なスクリーンがあるのが特徴。エントランスからエスカレータで2階に上がると、そのスクリーンから入る光が床に模様を浮かびあがらせ、印象的な空間を演出しています。
※CX2 snapshotにCX2の望遠で撮影したつくばセンタービルと常陽つくばビルのツーショット写真を掲載しています。こちらもどうぞご覧ください。
Posted by chika at 22:01│Comments(0)│建築
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