2012年05月13日
セキショウ・つくばアネックス
セキショウ・つくばアネックス。
セキショウ・つくばオフィスと同じ、建築家・栗生 明氏の設計によるこの建物は、つくば建築フォトファイルのコラムにあるように、「同一の建築家の設計であるにもかかわらず、用途、機能、立地といった条件の対比がデザインに反映されているのが面白い」。
立地は、西大通りと南大通りの交差付近。林が視線を遮るため、大きな建物であるにもかかわらず、一見ひっそりとしていますが、西側の表情は一変、ガルバリウム鋼板斜め張りの壁が力強い印象です。
オフィスビルであり、こちらはセキショウグループの環境関係の会社が入居。デザイン上、何といってもこのガルバリウム鋼板の壁のインパクトが強いですが、単に意匠的なデザインとういだけでなく、オフィスとの間に空間をつくることで、光や熱負荷のコントロールする機能も兼ね備えています。
最上階には、全面ガラス張りのパーティルームもあり、社員のコミュニケーションの場も作られています。
つくば建築フォトファイルが刊行されて早くも6年が経ちます。発刊時に編集に関わった人たちで、このアネックスで簡単な発刊記念パーティを開きました。写真は、その時の屋上での記念撮影です。屋上からの眺めは最高で、中心部の建物群はもちろん、筑波山も遠くに眺めることができます。
ちなみに、私もどこかに映っています!
現在、つくば建築研究会では、その後の建築物を集めたフォトファイルの追補版の準備も進めています。乞うご期待!
Posted by chika at 15:48│Comments(0)│建築
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