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最近図書館で借りた本を紹介します。

『ル・コルビュジエと日本』鹿島出版会
今世紀最大の建築家のひとりル・コルビュジエと日本の建築家、デザイナーたちの交流の歴史を記したもの。中でも藤森照信の『ル・コルビュジエと丹下健三』は、とても興味深かった。そういえば、丹下健三の初期の代表作　広島平和記念堂のファサードが現在建設中のつくば市役所の西側低層部と似ているなと感じました。定かではありませんが、市役所の設計者は広島平和記念堂を引用し、平和を意図したのかも？

『建築モダニズム』エクスナレッジ
思わず身震いするような建築がいっぱい。特に池辺陽の宇宙空間観測所は圧巻で、幾何学的な建物があると思えば、まるでホワイトマッシュルームを組み合わせたような有機的な建物まで、同じ建築家が設計したとは思えないです。

『建築家が選んだ名建築ガイド』日経アーキテクチュア
安藤忠雄が選んだ大阪の10選をはじめ、全国各地の建築家が地元の建築をセレクトし、紹介しています。つくばも紹介されており、エポカル、カピオに続き、最近の建物として筑波大学総合研究棟D（設計：鵜沢隆筑波大学大学院教授）や筑波山梅林展望茶屋（設計：安藤邦廣同）が紹介されています。私としてはつくばセンタービルがないのがちょっと残念。

写真は、モダニズム建築をイメージし、本を建築に見立て、空中に浮かしてみました。