2011年06月22日
斎藤さだむ「OBSERVATION WHEEL」
写真家・斎藤さだむ 写真展「OBSERVATION WHEEL」が21日、ギャラリー メモリーズで始まりました。会期は、7月17日まで。
「OBSERVATION WHEEL」とは、観覧車のこと。
鬼押し出しや伊香保、あぶくま洞、さらには大阪ヘップ5など、私自身実際に乗ったことがあるものや見たことがあるものもありますが、単なる観覧車の紹介写真ではなく、周辺に溶け込んでいる風景のひとつなんだなと感じさせられます。
実は、観覧車は氏のライフワークのひとつというだけでなく、巻頭の言葉にあるように、『観覧車=斎藤さだむ』であるといいます。
写真家として、常に観察者としての目で被写体と対峙していると思いますが、観覧車を撮ることで決して自分では撮影することができない自分自身をポートレートしているのかもしれません。
写真展は、1月~3月にかけて開催された「雨引の里と彫刻2011 冬のさなかに」展で展示されたものに、さらに写真を追加して行われています。そのパンフレットをいただきましたので、今回の展覧会の案内状と一緒に撮影してみました。
その時の展示場所は、何とゲートボール場の休憩所。パンフレットでは、展示写真と談笑する老人たちが一緒に写っている写真が見開きで紹介されています。不思議だけど楽しい気分になります。
Posted by chika at 15:03│Comments(0)│風景
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